獣医細胞治療ガイドラインについて
【獣医細胞治療ガイドラインについて】
昨今の再生医療の盛り上がりにより、毎日、新聞やメディアなどで細胞治療に
関する記事が取り上げられ、幹細胞の注目度はますます高まってきています。
高い患者のニーズと、いろいろなところから発表される新しい効果的なデータから、
それを夢の治療と勘違いされる部分も多く存在しているのも事実です。
一方では、ヒトの美容外科などで、幹細胞を謳い、法外な値段を取ったり、
静脈点滴した細胞が肺塞栓を引き起こして、亡くなられたケースが出てきたりしています。
それに伴って、ヒト幹細胞の倫理指針や、厚生労働省の出す幹細胞指針などが重要視され、
再生医療法案も今国会には提出される見通しとなっています。
自由診療を締め付けるような、法律になるのか、幹細胞投与がやりにくくなる
可能性があるのか注視するべきですが、少なくとも我々も事故が起こらないように
しっかりと基準作りをしていく必要があります。
そこで皆様と意見を出し合いながら、獣医細胞治療のガイドラインを
策定したいとおもっております。
このたび叩き台として獣医細胞治療ガイドラインの第一版を作製し、
公開することにいたしました。
獣医師の先生方を中心として、ご意見を頂戴し、今後どんどん改訂、
追加していき、よいものを皆様と一緒に作っていけたらと言う思いを込めております。
ご一読頂き、インフォームドコンセントや院内倫理委員会の策定、細胞の投与数、
対象疾患等、ご意見頂けたらと思います。
どうかよろしくお願い致します。
株式会社J-ARM 代表取締役
岡田邦彦
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獣医細胞治療ガイドライン
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