手術後のがん治療のために
がんと診断されたら・・・
- がんを治す最強の手段は、外科治療です。摘出によりがん細胞が残らなければ完治する可能性が高いといえます。
- しかし、全身に散らばったがんを叩くのは困難です。
免疫力を活かしてがんと闘う?
- がん免疫細胞療法は、手術との併用で手術後の再発予防に効果があると考えられています。
- 本来体がもっている免疫力(免疫細胞)を活かしてがんと闘います。
- ご自身の細胞を用いていることから重篤な副作用を引き起こすことはありません。
イヌ キラーセル療法
- 患者様自身の血液から培養技術で刺激、活性化しナチュラルキラー細胞(NK細胞)を増殖させ、再び体内に戻すという免疫治療です。
期待できること/メリット
- どんな種類のがんでも攻撃します。
- 性質を変えながら増殖する転移がんも攻撃します。
- 全身に散らばる「小さながん」をより特異的に攻撃します。
- 患者自身の血液を使って治療するので副作用がほとんどありません。
- QOL(生活の質)の向上が期待できます。
理解していただきたいこと/デメリット
- 「大きながん」を一度に小さくすることはできません。
- テーラーメイドの培養となるため、時間とコストがかかります。
治療を受けるにあたって
- NK細胞療法を受けるにあたって、治療方法や考えられる副作用、治療にかかる費用などについて担当の獣医師から詳細な説明を受けてください。
参考文献
Mitani K, Ito Y, Takene Y, Hatoya S, Sugiura K, Inaba T. Quality of life-improving effect of autologous ex vivo expanded cytotoxic and opioid-producing lymphocytes for dogs with cancers.
Veterinary Immunology and Immunopathology 238: 110292 (2021)
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